徳島阿波踊り完全ガイド

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阿波踊り用語集

インタビュー

Facebookの連載記事「~不定期連載【連長に聴く!!】」からの転載です。
掲載順はインタビューを行った順になっています。

夢風鈴(ゆめふうりん)

三好市の夢風鈴の山口連長にお話を伺いました。

Q.連の特徴を教えて下さい

山口連長「うちの連の特徴は、昔ながらのスローテンポで、幅広い年齢の方に参加頂けるよう心がけています。
技術的な特徴ですと、設立10年程度なので上手な連ではないのですが、たまたま私が、娯茶平の岡連長とご縁がありましたので、連として技術指導を頂いています。」

Q.いやいやご謙遜を(^^) 阿波踊りの魅力の一つに衣装もあると思うのですが、何かこだわってるところなどはありますか?

山口連長「衣装は、デザインに桜の花びらを入れています。これは、昔、池田町にあった「ハート連」に私が憧れていて、桜の花びらにみせて、実はハートマーク(笑)です。」

Q.ハート(^^)そうなんですね。 ホームグラウンドはどこになりますか?

山口連長「いけだ阿波おどりと、吉野川オアシスがホームグランドです。」

Q.徳島市や鳴門市の大きな阿波踊りとはまた違った魅力があると思うのですが…

山口連長「いけだの良さは、正に昔ながら。お客さんと距離が近いのが特徴ですね。固有名詞で声かけてくれますよ(笑)
「よっ、山口くん」なんて!(^^)!顔なじみのお客さんから、踊り途中でも飲み物頂いたり(笑)ホント盆踊りですね。」

Q.アットホームで楽しそうですね (^^)練習場所を教えて下さい。

山口連長「池田町シンヤマ、丸山公園駐車場です。」

Q.お忙しいところお答えいただいてありがとうございました。
………………
ちょっぴり強面ですが、中々お茶目な山口連長でした。 ハートの衣装、要チェックですね!
いけだの阿波踊り、オアシス阿波踊りの日程や場所は徳島阿波踊り完全ガイドのHPに掲載しております。
最後までお読みいただいてありがとうございました! 夢風鈴さんのフェイスブックはこちら


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七彩連(ひちさいれん)

徳島市のストリートで活躍されている七彩連の代表の方にお話を伺いました。

Q.連のお名前について、ずっと「しちさいれん」と勘違いしておりましたが「ひちさいれん」なんですね!
やはり阿波弁にこだわられているんでしょうか?

七彩連「そうですね!」

Q.あえて(^^)お聞きしますが、連の特徴を教えて下さい。

七彩連「連員が男だけってところですね!」

Q.男の人だけで連を作ったのは何がきっかけだったんでしょうか?

七彩連「返事させていただいてる自分は、初期のメンバーではないので詳しくは分かりませんが、他に男だけの連がいなかったからと聞いています。」

Q.かなり気合いが入られた漢(おとこ)って感じの方が多いようにお見受けしますが、髪型とかに決まりはあるんでしょうか?

七彩連「連の決まりとして、黒髪で、襟足が衣装にかかるような長髪はダメ、ピアスやネックレス等のアクセサリーも禁止ですね。
本番中に衣装を着てる間は、飲酒や買い食い、タバコのポイ捨ても禁止にしてます。」

Q.見た目だけではなくマナーにも気をつけられていて素晴らしいですね!! 鳴り物の大太鼓も印象的なのですが…

七彩連「大太鼓は男らしく強く大きく叩くように心がけています。」

Q.ホームグラウンドはどこになりますか? 桟敷とは一味違うストリートならではの魅力を教えて下さい。

七彩連「ホームとしてはカラオケ屋さんのまねきねこ前ですね。(※注 両国橋を渡った付近)
毎日最終はそこで踊ってます。桟敷との違いとしては、距離が近いことですね。正面から踊り子を見てもいいし、後ろから間近で鳴り物を見たりもできますし。」

Q.お客さんと近いと、踊り子さんや鳴り物さんもアドレナリンがより出るみたいな事あるんでしょうか?

七彩連「見てもらっているお客さんあっての踊りなので、お客さんが拍手や声をかけたりしてくれると凄くモチベーションが上がりますね。」

Q.あと七彩連さんといえば奴踊りですよね(^^)

七彩連「奴凧は以前ずっと凧をしていた人が体力の限界とゆうことで、最近は若い子にしてもらってます。奴凧の練習は柔軟、一つ一つの動き、引き手との息合わせ等を重点的にやってます。まだまだ駆け出しなので中々魅せれる奴凧とまでいきませんが、頑張って踊ってます。」

Q.いやいやご謙遜を… 最後に練習場所を教えて下さい。

七彩連「練習場所はマリンピア沖州でしています。連員も、鳴り物、踊り子共に随時募集しています。(※注 但し、男性に限る)」

Q.お忙しいところありがとうございました!!
………………
見た目も中身も男の中の男、七彩連さんでした!
間近で見ると大迫力ですよ!!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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レレレの連(れれれのれん)

ある意味、徳島では有名連以上に有名なレレレの連さんです。 みんな一度は見た事はあるけどその実態は謎に包まれているレレレの連さん。
その謎に迫ってみたいと思います!!

Q.連員さんはどのような方達で構成されているんでしょうか?

レレレの連「今年で29年目になる、徳大軽音部FVTの大学生と、OBからなる連です。」

Q.29年ですか!!歴史がありますね!

あえて(^^)お聞きしますが、踊りと衣装の特徴を教えて下さい!

レレレの連「おでかけですか、レレレのレー?」と、町を掃除しながら声かけ運動を実施しています。レレレ~

Q.あの小道具の箒はお掃除のためだったんですね! てっきり、おそまつ君のレレレのおじさんのコスプレかと思ってました(^^)

レレレの連「おそまつ君や、天才バカボンに出てくるレレレのおじさんがベースですよ。」

Q.結成のきっかけは何だったのでしょうか?

レレレの連「きっかけは、総連長の上山ゆちお氏の一言で始まった連です。」

Q.大変失礼ですが、阿波踊り関係者に最初怒られませんでしたか? 今となってはすっかり町の風物詩ですが。

レレレの連「逆です。他の大学生の連と違って、マナーやルールを守る連って褒められました。 だから、有名連の方々から有名な連って言われてました。レレレ~」

Q.そうなんですね。こちらの知識不足で失礼いたしましたm(__)m
昨年はおそ松さんのブレイクで声をかけられる事も増えたのではないかと思うのですが…どうでしょう?

レレレの連「おそまつ君より、バカボンの実写化の影響の方が。 都市伝説で、レレレに会ったら幸せになれるとかも言われましたよ。」

Q.そっそんな都市伝説が…!!
そんな都市伝説があるならホームグラウンドは聞かない方がいいでしょうか(^^)

レレレの連「南内町の総踊りの前に、必ずうちの連が踊ります。 もう20年ぐらいトリを。
なんでかって言いますと、総踊りの前に掃除して綺麗にしたと運営に言われたのが、きっかけですわ。」

Q.あの南内町演舞場でトリとはすごいですね!!(※注 「総踊り」については当サイトの用語集参照)
箒組のほかにちりとり班もいたりするんでしょうか?

レレレの連「いませんよ。ゴミ袋は持ってますけどね!!」

Q.練習はどうされてるのでしょうか?

レレレの連「大学生は今頃してるのでわ。 ちなみに、OBや自分は行ったことないです。 それより、観たことありますか?」

Q.ここでまさかの逆質問いただきました?(^^) もちろんありますよ!新町のアーケード街でよくお見かけします。 あとは元町演舞場の手前ですね!

Q.連員募集は徳大関係者に限られるのでしょうか?

レレレの連「そんな事はないですが、今年は無理かも。 浴衣の受付が終わったので、来年ですわ」(※注 2019年現在)

Q.最後に今年の意気込みを聞かせて下さい!!

レレレの連「笑顔で楽しくクリーンな気持ちで。かな!!」

Q.お忙しいところありがとうございました!!
………………
最後までレレレの連さんらしい楽しいインタビューでした!!
街の美化活動素晴らしいですね。
あの箒が小道具じゃなかった事に驚きです!(◎_◎;)
今年は街で是非、レレレの連さん探してみて下さい!
幸せになれるかもしれませんよ!!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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のんき連(のんきれん)

有名連の「のんき連」さんです。
昨年から新しく連長に就任された近藤連長さんにお話を伺いました!

Q.のんき連の踊り方や衣装などの主な特徴を教えて下さい。

連長さんA. 「踊り方は、阿波おどり三大主流と言うものがあり、その中のひとつ「のんき調」と言う踊り方です。
男踊りは大地を刻むような足運びとキレのある手さばきで力強い踊りです。
女踊りはスローテンポを基調とし、のんき連特有の足運び「浮き足」でゆらゆらと動く上半身で女性らしい踊りです。
衣装は、男女とも結成時より古典模様の市松と長い年月、風雪にも耐える柳をあしらっております。」

Q.ご回答ありがとうございます。

説明がお上手で、目の前で踊って頂いてる様な気分になりました(^^)
同じ「のんき調」でも男踊りと女踊りで表現が全く違うんですね!
衣装も踊りを表してる様で素敵です。
では、次の質問2です。
のんき連さんは、有名連として名高いですね。 現在、連員は何名くらいいらっしゃいますか?

連長さんA. 「連員は、約100名です。」

Q.100名! それは大所帯ですね! のんき連さんの踊りの中で、フォーメーションの様なものはありますか?
また観客の方に向けて、見所というかハイライトや山場の様なところがあれば教えて下さい。

連長さんA. 「舞台演出では極力、男女の特徴的な踊りに焦点をあて男踊りはゆっくりとした動きから力強くピークを迎え迫力のある踊りへと変化します。
女踊りは、指先から全身に神経を集中させて繊細にスローテンポで踊ります。
流し踊りでは結成時より「踊る者も見る者も共に楽しむ」の信条の元、お客さんとアイコンタクトとりながら楽しみを共有する演出を取り入れています。」

Q.それは観客の皆様も見応えありますね!
舞台と流し踊り、両方見比べてみるのも一つの楽しみ方ですね(^^)
少しプライベートな質問かもしれませんが、大所帯をまとめる連長さんならではの楽しい事、苦労する事などあれば教えて頂きたいのですが…

連長さんA. 「昨年(H28年)の10月に突然前の連長が降りることになり、自分では心積りや準備ができていないまま、連長を受けることになりました。
今までは仕事の勤務の都合で練習には、なかなか出席ができなかったのですが…しかし連長ともなるとそうはいきません。
連の行事、練習のために仕事の方もやり繰りし出席をしています。
私は、連長という役職については、偉そうにしたり威勢を誇示するということは考えていません。
指導はもちろん連員のみなさんが阿波おどりに対してまっすぐに真剣に取り組んでいただけるように調整したり、お世話役の代表であると考えて行動をしています。」

Q.とても真摯に取り組んでいらっしゃるんですね!
連長さんも連員の皆様も一丸となって阿波踊りに臨む姿勢に感服しました。
では、この質問で最後とさせて頂きたいと思います。
質問5です。
徳島県のみならず県外や国外でもご活躍されてる「のんき連」さん、阿波踊りシーズンに観光などで徳島にいらっしゃる方や県外のイベントを観て阿波踊りファンになった方々にメッセージを頂けたら幸いです(^^)

連長さんA. 「色々な所で阿波おどりが踊られるなか、発祥地、本場、徳島に誇りを持ち活動をしています。
徳島県外で阿波おどりをされている方、また、見られた方は阿波おどりの魅力に当然はまっているに違いありませんが、本場の阿波おどりにも足をお運びください。 徳島では夏だけではありません。
季節に応じた趣のある阿波おどりがご覧になれます。
魂を揺さぶられる、この踊りにぜひ、お越しください。「のんき連」も今後とも頑張っていきます。よろしくお願いいたします。」

Q.お忙しい中、インタビューにお付き合い下さり感謝してます。
末筆ながら、のんき連さんの益々のご活躍をお祈り申し上げます。
ありがとうございました。

連長さんA. 「こちらこそ、ありがとうございました。 お世話になりました。 今後ともよろしくお願いいたします。」
………………………
とても、丁寧にご回答くださる紳士的な連長さんでした(^^)
さすが有名連の「のんき連」さんの連長さん!
阿波踊りに取り組む姿勢が素晴らしいです。
舞台でも流し踊りでも今年も魅せて下さるのを楽しみにしています!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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ねたきりになら連(ねたきりになられん)

いつも車椅子の方たちが楽しそうに演舞場で踊る姿が印象的な、ねたきりになら連さんです。
ねたきりになら連、実行委員会 事務局長の大松正樹様に、結成に至った経緯や連の運営などについて、詳細なお話を伺いました。

Q.どのような思いから連を運営されてるのでしょうか?

大松様「全国から障害をもった方が、年に一度だけ楽しく踊りたい、楽しく踊っている姿を見てほしいという想いからねたきりになら連は活動しております。」 Q.全国規模なんですね!! 存じ上げなかったです。
結成に至った経緯を教えて下さい。

大松様「ねたきりになら連は1993年これからの高齢化社会の理想的な生き方を研究し、高齢者が「生き生きと健やかに老いる」ことを目標として、家庭に閉じこもりがちな高齢者の方々に日本の代表的なお祭りである「阿波おどり」に参加してもらおうという想いから誕生しました。
当時のメンバーは県外、県内から医師、理学療法士などの方々が集まり発足した「徳島老人生活ケア研究会」の方々です。
それから24年間、活動をし続けています。」

Q.高齢化社会を先どりされてたんですね。
連の特徴について教えていただけますか?

大松様「ねたきりになら連では会場の確保、その他いろいろな活動に多額の費用がかかります。
参加頂いている方には参加費を頂いておりますが、それだけでは活動費を補うことができず、ボランティアからも参加費を頂いております。
これはボランティアとしてはめずらしいかと思います。
しかしながら「費用が掛かっても、ボランティアに参加したい」と強い想いを持った方々が今も参加してただいております。
※昨年より花王株式会社様より参加費の一部補助を受けることができるようになり、学生ボランティアは費用が半分となりました。
また、この活動は徳島だけではなく、全国に広がり、各地で「ねたきりになら連」が発足し、各地のイベントで踊られています。」

Q.全国に活動が広がってるんですね!! 驚きです。 寝たきりになら連さんは飛び入り参加可能なのでしょうか?
それとも事前申し込みが必要なのでしょうか?

大松様「基本的に参加は「事前申し込み」となっております。 参加方法は「HPからのお申込み」「ガイドブックからのお申込み」「Facebook、メール、電話等での申し込み」があります。
ガイドブックにつきましては、紙ベースのものになりますので、電話、メール等でお申込み頂いたら郵送にてお送りしております。
また、 HP https://www.netakirininararen.com にてダウンロードもできるようになっています。」
(※注 申し込みから阿波踊り当日までのスケジュールはガイドブックに詳細が載っています)

Q.最後にこのインタビュー記事を読んで、参加してみたいと思った方へのメッセージがありましたらお願い致します。

大松様「ボランティア希望の方々へのメッセージとしては、「どんな障がいを持った方々でも、皆と同じことをしたい、普通に楽しく生きていきたいと思っています。 そんな方々が年に1度、徳島の阿波踊り演舞場で浴衣を着て皆の前で楽しく踊りたい、そして同じ障がいを持った人々に伝えたいという強い想いを持っています。
是非その方々の想いを受け止めてほしいと思います。

障がいを持った参加希望の方々には 、ねたきりになら連では、障がいを持ち、社会に参加できないため家に閉じこもりになりがちな方々が、元気に明るく普通の暮らしを行えるよう支援していきます。 そして阿波踊りという日本の代表的な踊りを通して、「昔踊っていた阿波おどりをもう一度踊ってみよう」「一度でいいから踊ってみたい」という気持ちをもって頂き、阿波踊りのパワー、心地よさを感じていただければと思います。」

Q.お忙しいところ丁寧にお答えいただきまして、ありがとうございました。
………………
障害をお持ちの方もそうでない方も、沢山の人に阿波踊りを楽しんで欲しいとの情熱が溢れる、ねたきりになら連さんでした。
参加者の方には是非、阿波踊りパワーで元気になってほしいですね。
今年の申し込みは7/20までのようです。まだ間に合いますよ!!(※注2019年度) 最後までお読みいただきありがとうございました。
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阿呆連(あほうれん)

徳島県にとどまらず、全国いや全世界!!にファンが存在する、有名連の中でも絶大な人気を誇る阿呆連さんです!
お忙しい中、広報担当の立川(たてかわ)様にお話をお伺いしました。

Q.県外でも絶大な人気を誇る阿呆連さんですがあえて(^^)お聞きします。衣装の特徴を教えて下さい!

立川様「肩に染め抜かれた破れ傘のデザインは、結成当時と変わらず、先人たちが築き上げ、引き継いできた阿呆連のシンボルとなっています。」

Q.破れ傘!!素敵ですね!踊りの特徴も教えていただけますか? 立川様「男性は、ほっかむりをして提灯を持ち、豪快な暴れ踊りで“阿波武士の心”を踊り、女性は差し足の技法を用い、次々と形を変えてゆき、躍動的に華麗に“阿波女性の情熱”をあますところなく表現しています。
阿波踊りには、「阿呆連」の阿呆調、「のんき連」ののんき調、「娯茶平」の娯茶平調という三大主流があります。」

Q.女踊りの「差し足」についてもう少し詳しく教えていただけますか?

立川様「通常下駄のつま先に体重をかけ踊るのですが、阿呆連では蹴り上げた足を、下駄の先を削るくらいつま先を差すように踊ります。」

Q.なるほど、女踊りもすごく躍動的なんですね!(◎_◎;) 今、連員さんは何名ぐらいいらっしゃるんでしょうか?

立川様「130名程になります。」

Q.Facebookを拝見していますと阿波踊り本番間近のこの時期(2019/7/19)にも各地に遠征されているようですが…

立川様「近年、日本国内のみならず世界中で阿波おどりが注目されており、多方面にて出演させていただいております。
ちなみに再来週には宮城県・仙台七夕まつりにて阿波おどり振興協会選抜連が出演する予定です。」

Q.国内のみならず、世界までとは素晴らしいご活躍ですね!! 今年の見どころなどがありましたら是非お聞かせください。
立川様「70回目の夏を迎える阿呆連ですが、今年もパワフルに躍動感あふれる踊りをご披露できればと思っています。」

Q.お忙しいところ、貴重なお話をありがとうございました。
………………
全世界で大活躍の阿呆連さんでした!! 徳島県以外でも阿呆連さんの踊りをご覧になる方も多いと思います。
女踊りの爪先に大注目ですよ!
今日から阿呆連通を名乗れます(^^)
最後までお読みいただきありがとうございました。
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浮助連(うきすけれん)

有名連の浮助連さんです! 練習もピークでお忙しい中、広報担当の中村様にお話を伺いました。

Q.浮助連さんの踊り方や衣装の特徴を教えて下さい。

A.まず踊りについて。
浮助連の鳴り物はテンポがゆっくりめなので、踊りもそれに合わせたゆったりとした踊りになります。
基本のリズムや形を大事にしつつ、男踊りは団扇を使って伸び伸びと、女踊りは優しくしなやかにという点に気をつけて踊っています。
チビッコは子どもらしい元気さで、手に持つ団扇が蝶のようにヒラヒラと動きます。

衣装について。
全ての衣装の左肩にある瓢箪が特徴です。
着流し・チビッコの法被の左肩には千生りびょうたんをモチーフにした柄が、女踊りの衣装には左肩から袖にかけて大きな瓢箪が染められています。

Q.踊り方で男女共に"のびのび"がポイントなんですね! 優雅な踊り方ですね。
またチビッコの踊り方は元気が特徴で対比的で可愛らしいですね(^^)
衣装も瓢箪のモチーフが共通で粋ですね。
では次の質問です。 現在、浮助連さんは何名で構成されてますか?

A.決まった形の中でも伸び伸びと踊っていくことで、見て下さる方に阿波踊りの楽しさが伝われば…と思っています。
瓢箪モチーフは共通してますが、それぞれ全く違う雰囲気の衣装になっています(^^)
連員数は75人ほどです。

Q.きっと阿波踊りの楽しさは観客の皆様に伝わっています(^^) 75人ですか! やはり多いですね! それでは次の質問です。
浮助連さんの踊りの中で、フォーメーションの様なものはありますか?
また観客の方に向けて、見所というかハイライトや山場の様なところがあれば教えて下さい。

A.桟敷では、男踊り・女踊り・チビッコそれぞれに演出をするようになってます。 動きの中で共通してできる形に三角があります。
内容はもちろん異なりますので、見るパートを決めてしっかり見て頂くのもいいですし、各パートを流すように見ていただいても楽しめるんじゃないかな?と思います。
演出後半では、男女合同の演出もしますので、そちらも注目してみて下さい。

Q.三角のフォーメーションとは独特ですね!
見応えがあって観客の皆様も楽しめますね♪
大人の洗練された踊りも見惚れますが、チビッコの踊りはまた可愛らしくて微笑ましいです。
その流れで、次の質問をお願いします。 男女混合の演出はどの様な感じなのですか?
機密事項かと思いますが、少しさわりだけでも教えて下されば観客の皆様も喜んで頂けるかと…(^^)

A.男踊りと女踊りが向かい合って踊り進み合流するところからスタートします。 特別かわったことをするワケではないのですが…(^_^;)
全員が客席に顔を向けて踊る演出になります。 お客さんと目を合わせることで、より楽しんでもらえたらいいなーと思ってます。

Q.観客の皆様に向けた踊りになるんですね(^^) それは目が合ったお客さんはラッキーですね!
写真撮ってるお客さんもカメラ目線になるチャンスがあったりして見逃せませんね♪
それではまた次の質問をお願いします。 こちらの質問で最後とさせて頂きます。
毎年、阿波踊りを楽しみに来県される方や初めて阿波踊りを観にいらっしゃる方、県内外での浮助連さんのファンの方へメッセージを頂けたら幸いです。

A.8月12日~15日の4日間は、徳島市中心部のいたるところで様々な連・踊り子が阿波踊りを踊っています。
県外から来る方、初めて見る方には、これが徳島の夏!というものをしっかり感じて、そして楽しんで頂きたいです!
私たち浮助連も、見て下さる方の心に残る連になれるように、お盆期間中力いっぱい踊らせていただきます。
浮助連見にきたよ、来年も見にくるね、そんな風に言ってもらえるように頑張ります(^-^)
…………………
お忙しい中、ご丁寧にインタビューにお付き合い下さり感謝してます。
末筆ながら、浮助連さんの益々のご活躍をお祈り申し上げます。
ありがとうございました。
暑い中、練習など大変だと思います。
熱中症にお気を付けて下さい。
今年も浮助連さんの踊りを楽しみにしております!
皆様、男女やチビッコの衣装やのびのびした和やかな踊りに注目して下さい!
またラストは連の皆様と目が合うチャンス、そしてシャッターチャンスですよ♪
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無双連(むそうれん)

有名連の無双連さんです!阿波踊り開催直前でお忙しい中、広報担当の宮前様にお話を伺いました。

Q. 無双連さんの踊り方や衣装などの主な特徴を教えて下さい。

A. 男踊りは腰を落として背筋を伸ばし、赤い団扇を鮮やかにさばき、豪快に踊ります。
女踊りは下駄の先を立てず、二の字、二の字を描く足運びで上品で可愛らしい踊りを目指しています。
無双連には他にはない踊り子がいます。
まず、花むそうです。
花むそうは江戸末期阿波藩のお抱え絵師の吉成葭亭が描いた六曲一双の屏風絵「阿波盆踊り図屏風」を再現した踊り子です。
次に眉むそうです。
眉むそうは昭和初期の芸妓衆が色鮮やかな振袖を着て街並みを優雅に踊っていた情景を再現しています。
女踊りの衣装は江戸時代の画家、尾形光琳の杜若の絵をお借りして使わせて頂いています。

Q. ありがとうございます!
踊りも衣装も、とても風流で素敵ですね!
花むそうさんと眉むそうさんの衣装も芸術的ですね(^^)
では次の質問です。
現在、団員の方は何名くらいいらっしゃいますか?

A. 95名です!

Q. 95名!
たくさんいらっしゃいますね。
それでは次の質問です。
無双連さんの踊りの中で、フォーメーションの様なものはありますか?
舞台と演舞場で違いなどあれば教えて下さい。
また観客の方に向けて、見所というかハイライトや山場の様なところがあれば教えて下さい。

A. 舞台では江戸時代から現代へと時代と共に変化してきた踊り方や衣装の違いなどを全て見て頂けるところだと思います。
桟敷では迫力満点の男踊りをお客様にもっと見て頂けるように例年よりも工夫しました!連名でもある二つとない踊りを見て欲しいです。

Q. 桟敷の踊りで工夫を凝らしたとのことですが、無双連さんファンの方の為に少しだけ具体的に教えてもらえませんか?

A. 例年よりアップテンポにしてお客様により迫力を感じて頂けるようにしました!

Q. 迫力が加わったんですね! それは見応えがあります。
それでは最後の質問です。
毎年、阿波踊りを楽しみに来県される方や初めて阿波踊りを観にいらっしゃる方、県内外での無双連さんのファンの方へメッセージを頂けたら幸いです。

A. 「天下無双」「古今無双」の言葉通り、他にふたつとない踊りを皆様にご覧頂ければと思います。 是非一緒に踊る阿呆になって楽しんでください!
…………………

お忙しい中、ご丁寧にインタビューにお付き合い下さり感謝してます。
末筆ながら、無双連さんの益々のご活躍をお祈り申し上げます。
ありがとうございました。
今年も無双連さんの踊りを楽しみにしております!
芸術的な衣装で歴史を表現する花むそうさん、眉むそうさんにも注目です。
また迫力も加わった桟敷踊りも楽しみですね♪
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